応力変形解析：縦抗強制変位解析
不連続面（ジョイント）のある縦坑の強制変位解析を行うことで縦坑掘削による構造物基礎部への影響を解析的に把握します。開削モデルを掘削で表現すると、底部に近いほど掘削解放力が大きい為に、側壁が倒れないで逆に開く結果が得られます。それを回避する方法の一つとして、強制変位で表現しています。このモデルで重要な点は、側壁と地盤との間に不連続面を設け、側壁と地盤とのすべりを表現している点です。
  | ２次元DXF図面を読込みます。CADの段階で開削部のメッシュ形状を予め描画しておきます。 施工図面を利用して、CADの段階でメッシュ形状を足しておきます。こうすることでメッシュ作成作業を軽減しています。 |
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 | マップドメッシュ機能を利用して要素を作成します。 不連続面（ジョイント）を要素境界に作成します。この時、鉛直方向に滑る設定をします。 |
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 | 不連続面（ジョイント）を設けているため、地盤と側壁間で滑りが生じています。 | |
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 | 強制変位を与えた側壁変位が、入力した変位と同じであるか確認します。ベクトル図を見ると視覚的に入力と一致しているか把握することができます。 | |
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 | 構造基礎の曲げモーメントを断面力図として表示しました。はらみ出しの大きい部分で最大モーメントが発生しています。 |
