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科学システム本部メールマガジン 「CTCサイエンス通信」web版

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最新号
【カーネルABC法、GX支援サービス、積層造形】
【CTCサイエンス通信】2023年9月号

今月号は、「カーネルABC法」、「GX支援サービス」、「積層造形」のコラムを紹介いたします。ぜひご覧ください。

皆様のご意見、お待ちしております。以下のリンクからぜひアンケートにお答えください!

読者アンケートはコチラ!

2023年9月28日 編集委員

目次

  1. トピック
  2. 近日開催のイベント・セミナー情報
  3. 技術コラム
    【カーネルABC法、GX支援サービス、積層造形】

トピック

課題をシミュレーションで解決へ導く情報サイト Trans Simulationサイト 新着情報のお知らせ!

科学システム本部

トランスシミュレーションでは、「事業や産業の領域を超えて、データを掛け合わせる」、「AI、シミュレーション、IoTなど、テクノロジーのジャンルにとらわれずに組み合わせる」など、目的や課題に合わせて、より自由なカタチで最適解を目指すのが「トランスシミュレーション」です。
弊社では、随時Trans Simulation最新事例をご紹介していきます。

新着記事
  • ウォーターハンマー(水撃)とは? 原因やプラントでの対策法を解説
    プラントでは、水をはじめとする製造に必要なさまざまな液体がポンプによって送り出され、配管を通じて輸送されます。規模の大きいプラントでは、弁による水流調整が頻繁に行われることから、ウォーターハンマー(水撃)と呼ばれる現象が発生することがあります。
    プラントに求められる水圧・流量を確保しつつ、給水のトラブルを防ぐためには、配管設計においてウォーターハンマーの対策が必要です。
    この記事では、プラントで発生しやすいウォーターハンマーの原因や対策について解説します。・・・
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    詳細はこちら!
    https://x-simulation.jp/blog/36

  • 1次元熱流動シミュレーションとは?手法解説と適用例のご紹介
    複雑な配管系統において流量配分が最適な設計となるように計算をする際、表計算ソフトで実施しようとして手を焼いた経験はありませんか?
    1次元熱流動シミュレーションを使用すると、効率的な流量配分の設計や水撃や脈動による振動発生時の原因追及を行うことが可能です。
    本記事では1次元熱流動シミュレーションとその適用例について解説します。・・・
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    1次元熱流動シミュレーション イメージ画像

    詳細はこちら!
    https://x-simulation.jp/blog/28

  • 【デジタルツイン事例】配管流動デジタルツインのメリットと課題について
    近年、デジタルツインについて積極的に取り組む企業が年々増えてきております。
    流体に関するデジタルツインの活用例の1つとして、管路網の流体や熱の流れを1次元熱流動シミュレーションにより仮想空間上にリアルタイムに再現する技術があります。
    この記事では、1次元熱流動シミュレーションを駆使した配管流動デジタルツインの活用とメリットについてご紹介致します。・・・
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    デジタルツインのイメージ

    詳細はこちら!
    https://x-simulation.jp/blog/40

  • 離散事象型シミュレーションとは?詳細と活用シーンをご紹介
    近年、生産・物流領域での効率化や施策検討のためにシミュレーションが活発に活用されています。
    特に離散事象型シミュレーションは、意思決定の根拠となる生産量や生産能力などの指標を定量評価するために有効です。
    本記事では離散事象型シミュレーションの特徴と活用シーンについてご紹介します。・・・
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    詳細はこちら!
    https://x-simulation.jp/blog/41

Trans Simulation サイトはこちら
https://x-simulation.jp/

Trans Simulation 最新事例一覧はこちら
https://x-simulation.jp/blog

近日開催のイベント・セミナー情報

マテリアルDXセミナー「脱炭素社会へ向けた合金材料開発」

日程
2023年10月3日(火)13:30~17:30 / 交流会 17:30~18:40
会場
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 本社
〒105-6950 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー
費用
無料(事前登録制)
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、QuesTek Japan株式会
お問合せ先
e-mail:questek@ctc-g.co.jp
詳細を見る
https://www.engineering-eye.com/seminar/2023/1003_materials_dx.html

CTC Forum 2023 SXを加速する~新たな技術と技が未来を拓く~

日程
2023年10月13日(金)10:00~18:00 [受付開始 9:00]
費用
無料(事前登録制)
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
概要

この度、弊社最大のお客様向けイベントである「CTC Forum 2023」を、10月13日に開催いたします。

CTC Forumは、約30年前に開催した製造業設計・開発部門のお客様を対象とした「MDAユーザー会」を起点としています。その後の企業における情報技術=ITの進化と共に、仮想化・クラウド・DXをテーマとして続けてまいりました。様々な事例講演などを通じて自社IT戦略の推進に必要となる情報を見出していただく場、また新しいテクノロジーやソリューション検討のご相談の場として、多くのお客様にご活用いただいております。

昨年は、コロナ禍対策の一環としてリアルイベントを東京・大阪の2会場で同時開催するとともに、その翌日からはオンラインイベントを開催することで、より多くのお客様にご参加いただくとともに、多くのご相談を受け賜わりました。誠にありがとうございました。
本年は、東京会場だけのリアルイベント開催となります。過去最大となる2,500名を超えるお客様をお迎えする想定で、さらに深く広くお役立ていただけるものをご用意しております。
前回のCTC Forumでは、企業の成長と社会・地球環境の持続可能性を両立させる企業変革を表す “Sustainability Transformation = SX” をキーワードに、その実現に繋がるDXやGXに関する情報を発信しました。Transformationを加速化させるテクノロジーへの期待は、さらに高まっています。
ChatGPTに代表される生成AIの活用は、国内企業でも様々に試行が進み始めています。量子コンピュータは、海外・国内の熾烈な開発競争により、実用化までの時間が短くなってきています。今回の基調講演では、日本の量子コンピュータの第一人者である慶應義塾長伊藤公平氏をお招きして、量子コンピュータのビジネス応用の最前線についてご講演いただきます。午後の分科会・展示会ではAIを活用した様々なサービスもご紹介してまいります。CTCは、これらの技術と使いこなす技をもって、お客様と一緒にSXの実現を進めていきたく、今期も引き続きSXをテーマにイベントを開催します。

ご多忙の折とは存じますが、皆様の「CTC Forum 2023」へのご参加をお待ちしております。

会場
グランドプリンスホテル新高輪  国際館パミール
申込
https://www.event-info.com/ctcforum2023/
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材料設計シミュレーション体験セミナー(オンライン)【定員有】

日程
2023年10月19日(木)13:00~17:00
費用
無料(事前登録制)
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
概要

「統合型熱力学計算ソフトウェアThermo-Calc」の体験セミナーをオンラインベースで開催いたします。
Thermo-Calcを始め、拡散や析出計算オプションモジュールのDICTRA, TC-PRISMAを一度に体験していただけるセミナーです。
初めての方/初心者の方もご理解頂ける内容となっております。
お気軽にお申込み下さい。

お問合せ先
e-mail:thermo-calc@ctc-g.co.jp
詳細を見る
https://ctc-g.zoom.us/webinar/register/WN_gT4dqWtkSzGcexVuxkCjvg
※申込期限は10月11日(水)です。

技術コラム
【カーネルABC法、GX支援サービス、積層造形】

【AI・OR・最適化】

「シミュレーションとベイズ理論による未知のパラメータの推定」

科学ビジネス企画推進部 プロダクトサービス第2課 綛 宜史

「コンピュータ科学の父」と呼ばれるアラン・チューリングが第二次世界大戦中にドイツ軍の暗号“エニグマ”を解読し連合軍の勝利に貢献したことは今では有名な話ですが、その解読に現代のデータサイエンスに通じる手法が採用されていたことはご存じでしょうか? 本稿では、未知のパラメータを推定する有力な手法である、シミュレーションとベイズ理論を組み合わせたカーネルABC法をご紹介します。本手法はシミュレーションが可能な対象であれば様々なパラメータの推定が可能であり、シミュレーション精度の向上にも応用できます。・・・

Alteryxの操作画面

生産システムにおける未知のパラメータの例

続きはこちら↓
https://www.engineering-eye.com/rpt/column/2023/0928_ai-or-optimisation.html

【再生可能エネルギー】

「CTCのGX支援サービス」

※ 本記事はご好評につき再掲載となります。

エネルギービジネス推進部 GXビジネス推進課 太田垣 良

企業の温室効果ガス排出量の可視化や削減支援、再生可能エネルギーの導入や利活用支援、脱炭素燃料の技術開発支援、環境データ活用基盤の構築などのカーボンニュートラルに関連するサービスをメニュー化し、体系化しました。ここでは、科学技術とITを組み合わせた企業のグリーントランスフォーメーション(GX)を支援するサービスメニューをご紹介します。・・・

CTCのGX支援サービス

続きはこちら↓
https://www.engineering-eye.com/rpt/column/2022/1228_renewable-energy.html

【マテリアルデザイン】

「積層造形プロセスを評価 ~熱力学計算ソフトThermo-Calc新規モジュールの紹介~」

材料・CAEビジネス推進部 技術第1課 山﨑 敏広

積層造形(AM: Additive Manufacturing)法は、鋳造や鍛造といった既存の加工プロセスでは困難な複雑形状なモノを製造可能ということや、金型を作る必要がなく、特に少量多品種生産やオーダメイド部品においては、製品の品質向上や、コスト削減、高効率化が期待できます。
本記事では、「造形プロセス」に注目したAMモジュールの活用例を紹介します。造形プロセスにおけるレーザスポット周りの溶融池(メルトプール)の形状や深さ、溶融状況、温度分布を評価することができます。以前の技術コラムにて、金属積層造形向け生体用チタン合金の設計例を紹介しました。対象とする合金元素の組成範囲の中で、平衡計算で得られる材料物性・材料特性からデザインした事例です。造形可能であることを大前提として、軽さやコストについても考慮し、「造形性」「密度」「コスト」を両立する材料設計の実現可能性について示しました。今回紹介するAMモジュールでは、レーザ出力や走査速度、ハッチ間隔などの造形パラメータに対する溶融池形状および形状安定性などの評価も可能となります。実験を繰り返すことなく最適な造形パラメータなどの探索にも活用いただけます。・・・

定常状態モードでの計算結果, 温度・流体流れの3Dプロット

定常状態モードでの計算結果, 温度・流体流れの3Dプロット

続きはこちら↓
https://www.engineering-eye.com/rpt/column/2023/0928_material.html

本メールマガジンに関するご質問・お問い合わせ先

CTCサイエンス通信 2023年9月号

2023年9月28日発行
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
エンタープライズ事業グループ 科学システム本部 科学ビジネス企画推進部
住所:〒105-6950 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー
E-mail:science_info@ctc-g.co.jp
https://www.engineering-eye.com/