3次元モデリング機能:オートメッシュ
オートメッシュ機能はメッシュ生成アルゴリズムに従ってCADから節点・要素を生成する機能です。作成する要素形状は4節点の四面体要素(テトラ要素)になります。地盤と構造物を含む様々なモデルに対してメッシュ生成することができます。
オートメッシュで作成可能なモデル例
- 地表面、地層境界面を横切るトンネル他、地下構造物
- 交差部を持つ3次元トンネルモデル
- その他、押し出しでは不可能な、3次元地層、3次元構造物モデル
【ブーリアン演算】⇒【3Dオートメッシュ】の流れの簡単な例を示します。
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ブーリアン演算機能で、複雑な地中構造物の形状も瞬時に求まります。ソリッドモデルの長所として、図形(フィーチャ)を使用してモデルを構築できるため、実際の施工を直感的に操作できることが挙げられます。
例えばトンネル交差のモデルでは、このブーリアン演算を行うことで、ソリッド形状同士の交差線を瞬時に簡単に求めることができます。もちろんこのまま3次元オートメッシュが可能です。 |
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左図は、地層分割を行い、各地層ごとに色分け表示したものです。ソリッドモデラーのスライス機能を使用すれば簡単に作成できます。もちろん3次元曲面を用いた複雑な地層面でも同じように操作できます。 |
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メッシュサイズを指定するだけで完全にオートで3次元FEMメッシュを高速に生成できます。
各地層ごとに分かれたソリッド領域に対して、隣接するソリッドの接合面(サーフェイス:地層境界面)のメッシュパターンを一致させてメッシュ分割されるため、複雑に絡む地層をもつ解析対象でも直感的にオートメッシュできます。 |