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特徴LS-DYNA:非線形・動的・流体構造連成シミュレーションツール

LS-DYNAは構造の大変形応答を解析するための汎用陽解法有限要素解析プログラムであり、静的問題を除く衝撃問題から準静的な塑性加工問題までの解析が可能です。
また、Version950から陰解法機能が加わり、静的計算も可能となりました。

LS-DYNAは、米国のローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)のDr.ハルキストが開発したDYNA3D(Public Domain)をさらに、改良したもので、衝撃解析の標準的なプログラムです。

時間積分に中央差分による収束計算が不要な陽解法を用い、また、質量マトリックスを対角化しているため、計算時間が大幅に短縮されております。
また、領域積分において、剛性マトリックスを作成しないため、計算時間の節約とコアメモリーの低減を図っています

LS-DYNAは、TIME STEPや接触範囲を完全自動で決定するので、わずらわしい設定などが不要です。

また、LS-DYNAの完全自動接触機能やエラーチェック機能等が、多くの複雑なCRASHや加工問題等のユーザの幅広い要求を可能にします。

LSTC社およびETA社はモデリングや構造の大変形挙動のシミュレーションのための高度に洗練されたtoolを開発しています。
これらのtoolsには、解析にはLS-DYNA、プリ・ポストには、LS-PrePostがあり、CAD, FEAやFEMをリードするシステムとのインターフェースを持っています。



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