高い処理能力
LS-DYNAは構造の物理挙動をシミュレートするための多くの能力を持っています。
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接触機能
LS-DYNAの接触解析は、完全自動で簡単でタフであり、拘束法とペナルティ法を使うことができます。また、20を越える接触オプションが有効であり、接触面には固着、剥離、接触、滑り、摩擦などの条件が設定できます。また、面と面の接触状態だけでなく、辺と辺、節点と面の接触も可能です。さらに、イローディング(要素の消滅)などの特殊な条件も扱うことができます。
- 完全自動接触
- 剛体壁との接触
- すべりのみの接触
- 固着
- イローディング接触
- ドロービート
- 摩擦
要素
LS-DYNAの要素は正確で速い低次要素でLagrangian法により定式化されています。なお、ソリッド要素においてEulerian及びALE定式を選択できます。
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豊富な材料モデル
LS-DYNAは100を越す金属、非金属材料モデルを持っています
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インターフェース
- CADインターフェース
- IGES
- VDA
- Preプロセッサ インターフェース
- I-DEAS
- PATRAN
- NASTRAN バルクデータ
- FEAインターフェース
- ANSYS
- NASTRAN
並列機能
並列機能としてSMP(Sheared Memory Processing)とMPP(Massively Parallel Processing)が用意されています。
SMPは、複数のCPUが1つのメモリーを共有するタイプであり、1つの躯体内に複数のCPUを持つタイプです。
一方、MPPはいわゆるクラスター型であり、モデルを領域分割法により複数の領域に分割し、それぞれを高速なネットワークで接続された複数のコンピュータに分散して実行するタイプです。
詳しくは並列化のベンチマーク事例をご参照下さい。
その他
* 64ビット版
Windows及びLinuxにおいて64ビット環境でもご利用いただけます。
Windowsの32ビット環境では、アプリケーションが使用できるメモリーは2Gyteに制限されていましたが、64ビット環境では128Gyteまで使用できるようになり、陰解法による大規模計算をインコアで行うことが可能になります。
(注意:陽解法ではメモリーをあまり使用しませんので、64ビット環境でのメリットはほとんどありません。)