バージョン情報
PFC2D/PFC3D V.3.1の主なバージョンアップ項目
Iv(Itasca viewer)オプション
Ivは描画速度と精度を高めたPFC3D専用のビューアです。オプション単独での使用も可能です。
ムービー機能
新たにAVIとDCXのフォーマット出力が可能になりました。
周期境界
周期的な境界を持ったモデルが取り扱えます。これを活用することにより、ある側から出て反対側から入るような周期的な空間での粒子生成が可能です。
流体オプション
流体解析機能がオプションとして追加されました。粒子と流体の相互作用を考慮した問題に対応できます。
AC/DC(Adaptive Continuum/Discontinuum)ロジック
AC/DCロジックは、接着強度を持った材料の大規模なモデルを取り扱うためのものです。
周期的な空間において生成された粒子群を”pbrick”とし、計算処理時間とメモリの軽減を図ります。また、”pbrick”は、MPIを使用することにより複数のプロセッサに自動的に割り当てられます。このAC/DCロジックは比較的変位の少ない現象に用いられ、パラレルオプションやC++/UDMオプションでも利用されます。
Message Passing Interface(MPI)
MPIはパラレルオプションに新たに追加された機能で、AC/DCロジックやUDMオプションで複数のPFC実行を可能にします。
New General Walls
PFC2Dでは、「点」、PFC3Dでは「線」がWallとして新たに追加されました。
ネットワークライセンスバージョン
ネットワークキーは、サーバ上での1つのキーでいくつかのマシンでのPFC使用を可能にします。