材料特性・要素特性の定義

解析内容にあわせて高度な材料モデルを定義できます。材料はデータベースとしてファイル保存でき、保存した内容は共有できるので統一された材料定義が可能です。さらに、後導入頂いた際に数千の材料データが付属しています。

また、梁の断面特性を自動計算する機能もございます。様々な梁断面形状(I型ビーム、チューブ、アングル等)をパラメータ入力するか、任意の断面形状をサーフェスジオメトリとして作成することで、中心軸・断面積・慣性項・ねじり定数・せん断面積・せん断中心のオフセットなどの特性値を求めることができます。

メッシュ作成

Femapは、高品質メッシュを高速に作成することができます。
例として、以下のような操作が可能です。

※ ソリッドジオメトリに対し、四面体ソリッドメッシュを高速に自動作成することができます。
※ ソリッドジオメトリ表面に作成した三角形サーフェスメッシュを用いて、四面体ソリッドメッシュを作成できます。このとき、粗密の指定を変えることで四面体ソリッドメッシュをコントロール可能です。例えば、ソリッドの表面近くは密に、内部は荒くソリッドメッシュ作成することができます。
※ サーフェスジオメトリやソリッドジオメトリ表面サーフェスに対する、高品質サーフェスメッシュのための様々なアプローチ方法が用意されています。
※ メッシュ作成時の多様なコントロール機能を備えています。メッシュ作成時にフィーチャを抑制したり、複数サーフェスジオメトリを結合したりということもできるので、効率よく作業できます。
※ 押出し、回転押出しによるメッシュ作成ももちろん可能です。

半自動六面体メッシュ作成

ソリッドジオメトリに六面体ソリッドメッシュを半自動的に作成することができます。
対象となるソリッドジオメトリモデルの領域分割を行ない、六面体分割可能な（つまり押出し可能な）形状の組み合わせにします。その後隣接するソリッドジオメトリの接合面のメッシュパターンを自動的に認識して一致させ、六面体メッシュを作成します。

メッシュ修正

作成済みのメッシュに対し、一括あるいはインタラクティブに要素分割できます。

また、より密あるいは疎なメッシュに変更したり、細かいエッジを手動除去したりする、リメッシュ機能も充実しています。