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拡張モジュールThermo-Calc

Thermo-Calcでは、ソフトウェアの機能を拡張するための拡張モジュールを提供しています。すべての拡張モジュールはThermo-Calcのプラットフォームに組み込まれているため、追加のインストールは必要ありません。

Thermo-Calc:拡張モジュール

拡散モジュール DICTRA(追加モジュール)

合金における拡散や拡散に伴う変態を計算します。

DICTRAの詳細はこちら

析出モジュール TC-PRISMA(追加モジュール)

合金における析出相の核生成、成長、粗大化を計算します。

TC-PRISMAの詳細はこちら

AMモジュール(追加モジュール)

造形プロセスにおけるレーザスポット周りの溶融池(メルトプール)の形状や深さ、溶融状況、温度分布を評価することができます。

AMモジュールは有償の追加モジュールです。使用可能な熱力学データベースの種類・バージョンに制限があります。

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冶金プロセスモジュール

BOFやアーク炉、LFなどの転炉工程を含む製鋼・精錬プロセスにおける各種計算に適用できます。温度・酸素分圧・スラグ(量や成分)による、鋼中の硫黄やリン含有量への影響や、脱酸前の溶鋼中の溶存酸素量、脱酸後の溶鋼中の酸化物系介在物などの計算が可能です。

※冶金プロセスモジュールはTCOX8以降のライセンスをお持ちの方へ無償配布しております。また、上記のデータベースをお持ちでない方でも、デモデータベースOXDEMOを使用してThermo-Calcに付属の例題を実行することが可能です。

冶金プロセスモジュールの詳細はこちら

鉄鋼向けプロパティモデル

マルテンサイト、パーライト、ベイナイトの計算を実施します。マルテンサイトの分率や形態を考慮したMs点の計算、パーライトやベイナイトのTTT線図、CCT線図の計算が可能です。

※鉄鋼向けプロパティモデルは、TCFE9およびMOBFE4以降のライセンスが必要となります。

鉄鋼向けプロパティモデルの詳細はこちら

Ni合金向けプロパティモデル

逆位相境界エネルギー、粗大化の速度定数、凍結温度での平衡特性の計算が可能です。

※Ni合金向けプロパティモデルは、TCNI11およびMOBNI5以降のライセンスが必要となります。

Ni合金向けプロパティモデルの詳細はこちら

プログラミングインターフェース TC-Python, TQ-Interface
(追加モジュール)

ユーザが作成したプログラム中でThermo-Calc の各種計算を実行可能です。
平衡計算、プロパティモデルの計算、析出モジュール(TC-PRISMA)の計算、拡散モジュール(DICTRA)の計算が可能であり、複数の条件での一括計算や機械学習との連携が可能となります。

プログラミングインターフェース詳細はこちら

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