Shape Editor
Shape Editor は任意形断面の断面特性を計算するツールで、STAAD.Proのユーザテーブルにて読み込み可能な角形断面・一般断面形式ファイルの出力が可能です。断面は任意形状を入力できる他、形鋼データベースから断面を読み込み組合せて断面を作ることも可能で、DXFファイルによる断面形状の読み込みもできます。

使用にはSTAAD.Proを保守契約しているユーザ様向けに無償提供されるStructural SELECT Entitlementsライセンスが必要です。
デモンストレーションの動画
STAAD.ProからShape Editorを起動し、作成した断面をSTAAD.Proに読み込む手順を示しています。Shape Editorでは、最初にH形断面を入力し、2枚の板を組合せる形で断面形状を作図して、各種断面プロパティを計算しています。H形鋼は寸法を入力して断面データベースにないサイズの断面を作成し、グリッドを元に矩形の板を追加しています。
ライブラリ
Section Library
STAADに実装されている標準データベースを参照することができます。

Custom Library
作成した断面はこのLibraryに保存することができます。断面の変更や追加などCustom Libraryは更新が可能です。

STAAD.Proとの連携方法
断面プロパティをエクスポートすることにより、ユーザ定義テーブルで読み取り可能なテキストファイルを出力します。STAAD.Proにおいてユーザ定義テーブルの作成ダイアログのNew Tableより「External Table」を選択し、このファイルを指定して読み込むことが可能です。
Shape Editorエクスポート

STAAD.Proインポート


※ STAAD.Pro 2024以降でSection WizardはShape Editorに置き換わりました。
STAAD.Pro 2023以前に付属しているSection Wizardについてはこちらをご覧ください。