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お客様の広場SoilPlus:地盤・浸透・耐震統合解析システム

お知らせ

SoilPlus2011不具合情報

SoilPlus2011には以下の不具合が確認されています。
各不具合には対処法がありますので合わせて記載します。

<初期条件>

内容

初期水頭、初期流量、初期濃度、初期溶質が[モデル]‐[初期条件]から出来ない不具合。

・対処方法

解析ケースの編集で初期条件を「他の解析ケース」から設定することで
初期条件を考慮することが出来ます。

<非線形特性>

内容

非線形特性の「軸力変動なし SKCV」で座屈型を選択した際のパラメータの名称が異なる。
誤:「初期剛性に対する降伏後の剛性 α」
正:「初期合成に対する降伏後の剛性低下率 α」

対処法

座屈型非線形特性を用いるときのパラメータαには剛性低下率を入力してください。

<動的解析:拡張ソルバー>

内容

解析制御の「非線形解析の条件」にある「反復手法」で選択する手法が逆の設定となる。
「反復手法」には「修正ニュートンラプソン法(初期剛性法)」と「ニュートンラプソン法」が選択できます。
しかしながら、画面から選択した手法が設定されずもう一方の手法で解析が実行されてしまいます。

プルダウンから「ニュートンラプソン法」を選択した場合、解析は「修正ニュートンラプソン法(初期剛性法)」で実行されます。逆もまた同じです。

実際に設定した反復手法を確認するにはxmlファイルをティストエディタで開いて以下のキーワードを確認して下さい。

ニュートンラプソン法の場合
      <Convergence
 					 Method                   = "NewtonRaphson"  ← ここで確認します。
 					 MaxIterationNum          = "9091"
       IncreaseFactor           = " 1.500000E+00"
       CutbackFactorDiverge     = " 7.500000E-01"
       MaxCutback               = "5"
       ContinueEvenNotConverged = "Yes"
       /> 
修正ニュートンラプソン法(初期剛性法)の場合
      <Convergence
 					 Method                   = "InitialStiffness"  ← ここで確認します。
 					 MaxIterationNum          = "8081"
       IncreaseFactor           = " 1.500000E+00"
       CutbackFactorDiverge     = " 7.500000E-01"
       MaxCutback               = "5"
       ContinueEvenNotConverged = "Yes"
       />
対処法

設定する手法と逆の手法を選択する。
xml上で想定通りの手法となっていることを確認する。

<ソルバーライセンス>

内容

解析実行時にソルバーのライセンスが認証出来ない不具合。

対処法

自動更新機能を使用して修正ファイルをアップデートしてください。

<ファイル読み込み>

内容

旧バージョンで作成したファイルを読み込み時にエラーとなる不具合。
このエラーは非線形特性を設定してある場合に発生する可能性がございます。

対処法

旧バージョンで非線形特性を削除してから読み込みを行ってください。

<節点ジョイントの要素テーブル>

内容

要素テーブルで節点ジョイントの2節点目が表示されない。
テーブル入力に対応しておらず、テーブルによる編集が行えない。

対処法

節点IDの確認はテーブルでは無くモデルビューで行う。
節点ジョイントをテーブル入力できないため要素編集は新規作成して対応する。
SoilPlus2012で不具合を修正予定。

<断面力図のアニメーション>

内容

断面力図のアニメーションを作成すると前のステップの断面力図の輪郭線が残ってしまう。
断面力図がステップ数分だけ重ね書きされて想定するアニメが作成できない。

対処法

SoilPlu2010を利用することで対処する。
SoilPlu2011のデータはモデルはSPNファイル読み込み、結果は結果ファイル読み込みすることでSoilPlu2010へダウングレードすることが可能。
SoilPlus2012で不具合を修正予定。