属性にある"軸対称シェル"はStaticソルバーでは使用できません。
Staticソルバーで"軸対称シェル"をモデル化する場合は"バー要素"を使用します。

液体タンクの側壁のように壁体構造物が縦方向にある場合、バー要素の断面定数は次のように計算します。
板厚ｔ、回転軸からの距離Rとした場合、一周分で断面を定義します。

　A = 2πRt
　2πR ：底面
　t　　：高さ

面内の断面2次モーメントは次のように定義します。

　I = π{R⁴-(R-t)⁴}/4

以上は鉛直方向に断面が向いている場合を想定しています。
水平方向、斜め方向の場合も同様に単位来事案辺りで断面定数を設定することになります。