FAQ
07_結果処理
節点での平均値
コンター図を表示する方法は2通りあります。
1つは「要素値」で表示する方法。
もう1つは「節点値」で表示する方法です。
変位、加速度、節点流量、などもともと節点結果です。
これらの結果に対しては要素値がないためコンター図は1種類となります。
応力、ひずみ、要素流速、など要素結果は隣接する要素結果と平均処理することで節点値が得られます。
要素結果のコンター図に対して、要素値から描画するか、節点値から描画するかで得られる図が多少異なります。
・節点値で描画した場合
コンターは1要素中でグラデーションを示します。
平均化しているため凡例の数値は丸められ最大、最小値の絶対値は小さくなります。
・要素値で描画した場合
コンターは1要素1色で表示されたモザイク模様を示します。
平均化していないため凡例の数値は結果値そのものの最大、最小値を示します。
「節点での平均値」処理は以下のコマンドで切替えます。
コマンド : [ポストスタイルツールバー]-[デフォルト表示設定]-[節点での平均値]