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お客様の広場SoilPlus:地盤・浸透・耐震統合解析システム

FAQ

06_動的解析

非線形解析の応答値に関して

質問

  • 非線形解析にすると、材料が変わる境界線付近などの節点で、加速度の応答値が
    他の部分より2倍大きくなるというような、局所的に応答値が大きくなることがあります。

 

回答

  • 局部的に応答が大きくなる要因として、SoilPlusでは、非線形特性は純せん断バネモデルとして処理していることがあげられます。
    成層地盤のようなせん断応力が卓越する場合は問題ないのですが、
    不整形地盤のように直応力も同時に発生する場合に正しい評価ができない場合がございます。

    このようなモデルを利用される場合は、要素の履歴図、波形図(変位、加速度)、
    せん断応力分布(せん断歪分布)等を出力し、値が不自然でないか確認して下さい。

    結果が不自然な場合は必要に応じて積分時間間隔や減衰等のパラメータを調整し、
    影響を小さくしてご対応ください。

 

  • SoilPlus2012build5からは、上記のような場合でも対応可能となるよう、
    多重せん断バネモデルの機能を整備しております。
    お役立ていただければ幸いに存じます。
  • [コマンド]
    解析制御-解析パラメータ-「多重せん断バネモデルを使用する」にチェック
    ※詳細はSoilPlus2012build5のリリースノートをご覧ください。
    ・・・・・\CTC\SoilPlus\Manuals
    →ReleaseNote.pdf