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お客様の広場SoilPlus:地盤・浸透・耐震統合解析システム

FAQ

06_動的解析

複素応答解析で応答値が非常に大きくなります。

この現象は「解析制御」の「周波数応答解析/複素応答法の設定」において「0.0Hzの計算をする」スイッチを外すことで解決します。

底面に粘性ダンパーを設定したモデルの場合、0.0Hz 計算を行うと非常に大きな値が計算されます。
必ず、0.0Hzのチェックを外してから解析を行うようにして下さい。

0.0Hz の加振とは振動の無い静的な荷重と解釈することができます。
静的な荷重では相対速度が発生せず底面ダンパーの粘性抵抗が発生しません。
その為、ダンパーの設置方向でつり合い条件が無く、その方向で解が発散します。

入力加速度に0.0Hzの成分が含まれていないことが理想的ですが、波形処理を行ってもわずかながら0.0Hz成分が残ってしまう場合が多いです。
その為、底面ダンパーを設置した場合は0.0Hzの成分を無視して解析する方法がとられます。

底面に固定条件、バネを用いた場合は 0.0 Hz で問題になることはありません。