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お客様の広場SoilPlus:地盤・浸透・耐震統合解析システム

FAQ

04_施工段階解析

解析手法について教えてください。

SoilPlusStaticに搭載されている解法の特徴は下記の通りです。
下記の特徴を参考に解析モデルに合わせて選択して下さい。

・ウェーブフロント法
 大きなモデルでも必要とするメモリは少なくすみます。一方、計算時間は多くかかります。

・PCG法
 計算は最も速いです。方程式を反復法で解くため収束しない場合があります。収束しない例は、て物性に大きな開きがあるモデルが上げられます。地盤に比べて剛性の大きな構造物があるモデルでは収束せず、解析が終了しないことがあります。

・マルチフロンタル法
 ウェーブフロント法よりも速く、PCG法のように収束しないということはありません。一方、上記二手法に比べて多くのメモリを必要とします。実績のある最大モデルは、節点数約7万(ソリッド)で必要メモリ1500MB程度必要としました。

解析メモリが不足している場合、「SYSTEM FATAL MESSAGE 8」が出力されます。このエラーは、必要メモリより多めの解析メモリを取ることで回避することができます。目安として、ソリッド要素のモデルで、節点数の倍数が必要となるメモリとなります(5万点で1000MB)