FAQ
04_施工段階解析
軸対称解析の解析条件
軸対称モデルの物性値、荷重は次のように入力します。
項目により円周方向に積分される項目、されない項目があります。
ソルバーで積分される項目は単位ラジアン当たりの値を入力します。
ソルバーで積分されない項目は1周分の値を入力します。
●材料(材質定数)
ヤング率、せん断弾性係数、ポワソン比などはモデルに依存しません。
平面モデル、3次元モデルと同様で軸対称だからといって変換する必要はありません。
●特性(断面定数、バネ値など)
- 梁要素
軸対称モデルに梁要素を用いると軸対称シェルとして機能します。
3次元で展開した場合は壁体をモデル化することができます。
軸対称モデルで梁要素を用いた場合、断面定数は一周分の定数を入力します。 - バネ、ジョイント要素
バネ値、節点ジョイント、面ジョイントのバネ定数も同様に一周分の定数を入力します。
●荷重
- 節点荷重
節点荷重は特定の1点に載荷する荷重であるため円周方向へ積分処理がされません。
載荷する場合は1周分の荷重値を入力します。 - 分布荷重
分布荷重は単位面積当たりの荷重値を入力します。
載荷面積が円周方向に積分されるため、分布荷重側で入力値の変換処理は必要ありません。 - 物体力
物体力は単位体積あたりの荷重値を入力します。
載荷容積が円周方向に積分されるため、物体力側で入力値の変換処理は必要ありません。