FAQ
04_施工段階解析
【注意】大規模施工段階解析オプションでの要素の埋め戻しについて
大規模施工段階解析オプションで一度要素を削除し、埋め戻しの解析を実施する場合、注意事項があります。
埋め戻しは別要素が前提となっているため、同じ要素の埋め戻しでは問題があります。そのため、二重要素にしたうえで解析を実行してください。
つまり、二重要素を作成していただき、削除する要素とアクティブにする要素は別のメッシュセットに登録していただいた上で解析を実行してください。
その際、削除する要素とアクティブにする要素で材料および特性が変わる場合(例えば、地盤を掘削して、コンクリートをモデル化する等)は、それぞれで別のパラメータを予め設定していただくことで、対応可能です。
また、埋め戻しに関わらず、要素を途中からアクティブする場合、要素の重量は節点重量ではなく、単位体積重量を使用してください。
節点重量の場合、意図した荷重倍率で付与されない可能性があります。
※ 埋め戻しとは、一度削除した要素を後のステージで再度アクティブにすることを意味します。
※ 本注意事項は大規模施工段階解析オプションで実行時のみ対象となります。Soil Plus Static(施工段階解析)ソルバーでは影響ありません。