FAQ
03_解析条件の設定
「SYSTEM FATAL MESSAGE 3106」が出力されます。
このメッセージは剛性マトリックスにゼロ成分が入力された場合に出力されます。剛性マトリックスの成分にゼロが入りこむと解が不定になり解析を行うことができません。
材料にヤング率が入力されているか、要素特性に特性が入力されているか確かめてください。
バー要素を使用する場合には続いて次のメッセージが出力される場合があります。
「0*** USER INFORMATION MESSAGE 3151, ABOVE ROW POSITION CORRESPONDS TO 1-TH D.O.F. OF NODE "I"」
これは回転剛性が無いことが原因で剛性マトリックスにゼロ成分が入力されたことを示しています。
バー要素には回転成分がありますが、平面要素にはありません。
バー要素と平面要素を同時に利用する場合には平面要素の回転剛性を拘束する必要があります。
これは AutoSPC を利用することでソルバーが内部的に処理します。
このエラーは以下のスイッチを入れることで解決します。
コマンド : [解析ケース]-[解析制御]-[解析条件]→AutoSPCの使用