FAQ
03_解析条件の設定
物性変更の入力方法
掘削埋め戻し、薬液注入、自重時と施工段階時など解析途中で物性を変更することがあります。
物性変更は便利ですが以下の点に注意して使用して下さい。
・線形材料のみ物性変更可能
物性変更を行うことができるのは線形材料または線形領域にある非線形要素です。
非線形(塑性)領域にある要素は物性変更を行うことはできません。
非線形弾性モデルは初期状態から非線形化しているため物性変更を行う事はできません。
・変更前後で保持する情報は応力とひずみ
物性変更前後で対象要素が保持する情報は応力とひずみです。
変更後に剛性が変更されますが、応力ひずみ曲線を描くと不連続の形状になります。
・施工ステージは単独で利用する
物性変更を行う場合、施工ステージに単独の条件として設定します。
掘削、盛土、荷重、他の境界条件と同時に設定することはできません。
・変更回数
物性変更は1つの解析で100回まで使用可能です。
100回を超えて物性を変更することはできません。