FAQ
03_解析条件の設定
解析データ作成が遅い場合の対策
解析実行を行ってからソルバーが起動するまでに数十分かかる場合、モデル作成に改善の余地があります。
解析実行後、プリポストはSPNファイルを作成します。
SPNファイルとは拡張子が「SPN」のテキストファイルで、モデル情報と解析条件が含まれたデータファイルです。
このSPNファイルからソルバーが認識する解析データファイル(dat、xml)を作成します。
ソルバーが起動するまでの時間が長い場合は、このSPNファイルを作成することに多くの時間を消費している可能性があります。
SPNファイル作成時間を短縮するためにはメッシュセットごとに節点番号、要素番号をリナンバーする方法を取ります。
例えば、メッシュセット内に次に様に要素が存在しているとSPN書き出し処理が遅くなります。
例)番号が飛び飛びで登録されている場合
メッシュセット1:1,101,1001,1003,2010,...
メッシュセット2:2,4,6,7,11,120,123,1005,...
逆に、リナンバー機能を利用して、以下の様にメッシュセット内の節点番号、要素番号が連続させることでSPN書き出し処理が速くなります。
例2)番号が連続である場合
メッシュセット1:1,2,3,...100
メッシュセット2:101,102,103,...200