FAQ
02_モデル作成
節点マージの使い方
節点が2重であると不連続の構造物となり想定した解析を行うことができません。解析前には必ずフリーエッジやフリーフェイスのチェックを行い、モデルが想定通りに作成されているか確認してください。
この時、2重節点が確認された場合は節点マージを用いて対応します。
節点マージは以下のコマンドで実行します。
手順:節点のマージ
- [ モデル ]-[ 節点 ]-[ マージ ] を選択
- 対象とする節点、距離を入力

2つの節点をマージするときは以下の規則が適用されます。
- 座標
操作後の座標は選択した節点の平均値となる。
G1(4,0,1)、G2(4,1,2)、G3(1,2,3)の場合、G(3,1,2)となる。 - 節点ID
操作後の節点IDは最も新しく作成した節点IDとなる。生成順で 100,101,200 をマージすると節点IDは200となり、昇順で生成されるとは限らない。
生成順で 200,101,100 をマージすると節点IDは100となる。 - メモリ
節点マージを実行するとメモリエラーが発生する場合があります。このエラーはマージする節点が多く、使用メモリが不足することが原因です。この場合は全体を一度にマージするのではなく、部分毎に実行することでメモリエラーの発生を防ぎます。 - ジョイント
節点マージは、同一ジョイント要素内の節点には適用できません。