節点、要素、解析条件等にはテーブル表示機能が用意されております。
テーブルでは入力内容の確認、追加入力、入力項目の削除などの操作が行えます。

手順：テーブル入力

1. Excelにテーブルと同じ書式でデータ（節点、要素、荷重、etc）を用意
2. Excelのセルをコピー
3. テーブル左上にカーソルを合わせ「Ctrl＋V」で貼り付け

入力時エラーチェックを行っているため、テーブルを利用した編集作業では以下の注意点があります。

注１）データの重複にご注意ください

例えば、節点1～10、の順番でデータが入力されている場合を考えます。貼り付け元のエクセルで10～1の順番にテーブルと同じ形式にまとめている場合、これを貼り付けようとするとプログラムはエクセルの節点10をテーブルの節点1へ入力しようとします。
この時、節点10が重複することになりこの操作は受け付けられません。
既に入力された項目を編集する場合は、テーブルにある順番で値を貼り付けるようにしてください。

注２）修正、追加を同時に行う事はできません

テーブルに要素1～10があるとします。要素1～10の属性を変更したものと、要素11～20までを追加してエクセルで整理しました。この時、要素1～20を一括で貼り付けることはできません。要素1～10までは“修正”、要素11～20までは“追加”になるためです。
この場合は、要素1～10の属性番号を編集後、要素11～20を追加する2段階で編集を行ってください。

注３）フォーマットにご注意ください

テーブル入力は書式を合わせる必要があります。整数タイプを要求しているセルに文字列がある場合などは文字を修正する必要があります。文字に間違いが無いと思われる場合は貼り付け位置を注意します。テーブル全体を貼り付ける場合はセルを左上に合わせてから貼り付けを行います。セル位置がずれている場合は書式が正しい場合であっても認識されませんのでご注意ください。

注４）カーソルの状態にご注意ください

テーブルを構成するセルはダブルクリックするとセル内に入りこむことができ直接編集する状態になります。
この状態で貼り付けを行うと、カーソル内に張り付きます。これは、セル内をテキスト編集フィールドとして存在させているためです。誤ってセル内に貼り付けを行ってしまった場合は、その行を削除してください。セル内のテキストを1つ1つ削除することは大変手間です。
テーブルの行を削除する場合は、端にある灰色のセルを選択し「Delete」キーを押します。複数行同時に削除する場合はマウスドラッグを利用し複数行の灰色セルを選択し、同じく「Delete」キーを押します。