FAQ
02_モデル作成
チェック-メッシュ機能の使い方
チェック-メッシュは、実行すると検出された要素エッジがハイライトされます。
<コマンド>
[ モデル ]-[ メッシュ ]-[ チェック-メッシュ ]


チェック-メッシュで調べることが可能である主な項目は以下の通りです。
- フリーエッジ
1つの要素に使用される要素エッジ(辺)のことを指します。2次元モデルであればモデルの外側(外周)にあたるエッジがフリーエッジになります。
ジョイント要素など2重節点となる要素がある箇所はモデル内部であってもフリーエッジになります。フリーエッジのチェックにより要素が連続してない箇所を特定する事ができます。 - 多様体エッジ
2つの要素に使用される要素エッジ(辺)のことを指します。2次元モデルであればモデルの内側にあるエッジは多様体エッジになります。 - 非多様体エッジ
3つ以上の要素に使用される要素エッジ(辺)のことを指します。 通常の2次元モデルにおいて、このエッジが確認されることはありません。 非多様体エッジが確認された場合、その箇所は要素が重なっている可能性があります。 - フリーフェイス
1つの要素に使用される要素フェイス(面)のこと。
フリーフェイスは主に三次元モデルで確認します。
日本語では「自由表面」という言葉の通り、モデルの外面がフリーフェイスになります。
フリーエッジ同様、ジョイント要素など2重節点を用いた要素が内部に存在する箇所もフリーフェイスになります。※チェック-メッシュは2D要素、3D要素に対して適用されますので、1D要素は認識されません。そのため、チェック-メッシュにより重複した1D要素の検出はできませんので、ご注意ください。
- モデルの修正方法(フリーフェイス、フリーエッジ)
モデル内部にフリーフェイス、フリーエッジが確認された場合、2重節点が原因の場合は節点をマージすることで問題が解決します。<コマンド>
[ モデル ]-[ 節点 ]-[ マージ ] - モデルの修正方法(二重要素の削除)
2重要素が確認された場合は一方の要素を削除してください。 その際、「重複された要素のみ削除」オプションを利用すると容易に削除できます。<コマンド>
[ モデル ]-[ 要素 ]-[ 削除 ]