FAQ
02_モデル作成
対称モデルで解析する時の対称面での境界条件について
解析モデルが幾何学的に対称にある面(二次元では線)について対称性を有している場合、原則として負荷されている荷重もその面に対して対称であれば、対称性を利用して解析モデルの規模を小さくすることができます。
小さくした対称面には適切な拘束条件を対称条件として設定しなければなりません。回転自由度も含めて3次元の対称条件は次の通りです。
対称条件
xy平面 : Dz、Rx、Ryを固定
yz平面 : Dx、Ry、Rzを固定
zx平面 : Dy、Rz、Rxを固定
※対称条件は「面外への変形を拘束する」ことが前提にあります。対称面がいずれの任意の平面であっても、その平面に対して面外への変形を拘束することで対称条件を与えることができます。