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お客様の広場SoilPlus:地盤・浸透・耐震統合解析システム

FAQ

02_モデル作成

DINASデータ読込みで「特性タイプが一致しません」とエラーがでます。

Soil PlusとDINASは基本データに違いはございません。
しかし、一部データ構成が異なるため、DINASデータの中には読込めないデータが存在します。
Soil PlusとDINASでは以下の点で相違があり、これらデータを使用したモデルではデータを修正する必要があります。

SPG、DPT2、DPX4の異なる自由度に同じ特性を指定した場合

DINASのバネ要素(SPG)、ダンパー要素(DPT2)は自由度を1つ保持しています。
一方、Soil Plusのバネ要素(SPGV)、ダンパー要素(DSPT)は自由度を6つ保持しています。
Soil PlusではDINASのバネ要素、ダンパー要素を読込む場合、それぞれ変換して(SPG→SPGV、DPT2→DSPT)読込んでいます。
変換する際、DINASで定義された1自由度がSoil Plusの6自由度のどれに相当するか判断しています。
この時、特性が2つ以上の自由度で使用される場合、適切な変換を行うことができません。

この問題に対しては、SPG、DPT2それぞれについて、1方向1特性定義することで対応することができます。

LDL2、LDR2、LDX2にDSPT、DPT2、DPT4、DPX4と同じ特性を指定した場合

DINASのダンパー特性はPDSPで定義されますが、Soil Plusでのダンパー特性は、2節点ダンパー用の「Damper1」、4節点ダンパー用の「Damper2」、伝達境界要素に使用する「伝達境界ダンパー」があります。
この為、DINASにおいて、同じPDSPをDPT2、DPT4、DPX4.LDL2、LDR2、LDX2で使用すると特性種類の判別が行えません。

この問題に対しては、DPT2、DPT4、DPX4、LDL2、LDR2、LDX2それぞれについて、1方向1特性定義することで対応することができます。