FAQ
02_モデル作成
2D要素の要素座標系について
2D要素(平面ひずみ要素、平面応力要素)を扱う上での要素座標系や節点コネクションについて、構成節点のコネクションは“半時計回り”であることが必要です。
四節点2D要素の場合、節点1~4が反時計回りでXY平面上に位置する必要があります。これは解析時に、半時計回りを回転方向の正とする規則があるためです。
モデルの一部で“時計回り”の要素が確認された場合、解析する事ができませんのでコネクションに注意してモデリングを行ってください。
2D要素の要素座標系の確認方法、修正方法は以下の通りです。
手順:要素座標系の確認(その1)
- モデル作成ウィンドウの「メッシュ」をクリック
- プロパティウィンドウの「シェーディングカラー」にて以下を設定
プルダウン:法線の識別
- モデルの表示色が切り替わります。
青 → 反時計回り、
赤 → 時計回り※赤色で表示された場合、修正する必要があります。
手順:要素座標系の確認(その2)
- モデル作成ウィンドウから2D要素を含むメッシュセットを選択
- 選択したメッシュセットを右クリック
- コンテクストメニューから[ ディスプレイ ]-[ 要素座標系 ]を選択
要素座標系のZ軸の向きによりコネクションを判別する事が可能です全体座標系Z軸と同方向 → 反時計回り
※全体座標系Z軸と逆回りのコネクションである要素を修正する必要があります。
全体座標系Z軸と逆方向 → 時計回り
要素座標系の反転を使用する事で、コネクションを逆回りにする事が可能です。
例) 平面要素:1-2-3-4 → 4-3-2-1、線要素:1-2 → 2-1
手順:要素座標系のコネクションの修正方法
- [ モデル ]-[ 要素 ]-[ パラメータ変更 ] を選択
- “要素座標系の反転” を選択
- コネクションが逆の要素を選択
- [ 適用 ]または、[ OK ]をクリック