FAQ
01_ライセンス
ソルバーライセンスの登録や認証についてのFAQ(WEB認証)
ソルバーのWeb認証ライセンスのお問い合わせが多い質問に対して以下に対処方法を記載します。一部他記事と重複する内容を含みます。
■「初期化に失敗しました」
ソルバーライセンス登録時にこのメッセージが出力される事があります。
こちらは、必要環境が整備されていないことが原因です。本エラーは、2011年度バージョンをインストールした際に発生しています。
以下のインストーラを使用すると、必要環境が自動的にインストールされます。
<Soil Plus 2011 R1b2.ダウンロードページ>
http://www.engineering-eye.com/closeup/soilplus/info/soilplus_2011_rivision_1_build_2.html
※追記
本件は、Soil Plus 2011 R1Build2以後のバージョンでは改善されていますので、最新のバージョンをご利用ください。
<最新版ダウンロード>
http://www.engineering-eye.com/closeup/soilplus/down/
以降のバージョンで再現する場合は下記URLもご参照ください。
<参考URL>
「初期化に失敗しました」というメッセージが表示されソルバーライセンスの登録が行えない
http://www.engineering-eye.com/closeup/soilplus/faq/01/faq01_02.html
■サーバに繋がらない、ライセンス情報の不一致
ライセンス登録の際は、レジストリにライセンス情報の書き込みを行うため、管理者権限が必須となります。また、登録(認証)に使用する各種ライブラリがインストールされている事も必要条件となります。これらの情報はソルバーライセンス登録画面の”システム情報”から確認することができます。
手順:システム情報の確認
- [ ヘルプ ]-[ プロテクションキーの登録 ]を選択
- < ソルバーライセンスの登録 >ボタンをクリック
- < システム情報 >ボタンをクリック


"管理者権限"が"True"でない場合、管理者としてプログラムを起動またはログインすることで解決します。
"FrameWork4"が"True"でない場合、.NetFramework4.0 をインストールすることで解決します。
"C++2010"が"True"でない場合、C++2010Runtime をインストールすることで解決します。
※必要環境のセットアップは次のフォルダに格納されています。
<セットアップファイルの格納先>
[ Soil Plusのインストールフォルダのパスを指定 ]CTC\SoilPlus\dotNetFramework
[ Soil Plusのインストールフォルダのパスを指定 ]CTC\SoilPlus\Runtime
■登録処理の未実施
ライセンスファイルを読み込み後「登録」ボタンを押して情報をレジストリに登録することでライセンスが有効になります。「登録」操作が完了すると一覧の"ライセンス"にチェックマークが付きます。
チェックマークのついたライセンスがWeb認証ライセンスとして使用可能となります。
■ライセンス解放(CheckIn)が行えない
ソルバーが取得したライセンスを解放する場合に出すエラーです。インストール先にCTC_Web_*.log、CTC_Web_Access*.logが作成されるので、そのファイルをサポート宛に送付してください。
<Logファイルの格納先>
[ Soil Plusのインストールフォルダのパスを指定 ]
…\CTC\SoilPlus\Solver\CTC_Web_ErrLog
※Solverフォルダ内に Logファイルが見つからない場合、Windows へログインしている現在のユーザーがインストールフォルダへのアクセス権限が与えられていない可能性が高いです。管理者権限でログインし直すか、管理者権限にて解析を実行してください。
■解析を実行しても計算が進まない、「実行できません」のメッセージが表示される
- 取得したライセンスが解放されていない可能性があります。
ネットライセンス管理システムより使用状況を確認し、解放されていない場合は解放処理を行います。 - 必要システムが整備されていない可能性があります。
.Netframework4.0、C++2010runtimeをインストールしてあるかご確認ください。 - ライセンス不足の可能性があります。
Solverフォルダ内のCTC_Web_ErrLogフォルダに CTC_Web_Err.log ファイルが作成されるので、そのファイルをサポート宛に送付してください。 - インストールフォルダへのアクセス権が無い可能性があります。
Windowsの管理者であることを確認してください。OSによっては管理者ユーザーにでも、プログラムごとで権限制御を行っている場合がありますのでご注意ください。 - UAC(ユーザーアカウント制御)機能を無効にしてください。
UAC機能によりソルバープロセスが強制的に終了させられている可能性があります。
なお「実行できません」に関しては、次のトラブルシューティングもご参照ください。
<参考URL>
http://www.engineering-eye.com/closeup/soilplus/faq/01/faq01_cannot_perform.html
■正常終了の確認方法
Solverフォルダ内にある"WebTest.exe"で接続テストが行えます。
ソルバーで接続する前にこのテストツールで動作確認を行うと解析データの誤りか、Web認証時の不具合かを確認することが可能です。
※本ツールのターゲットは、ソルバーライセンスのログイン、ログアウト状況です。プリポストの接続状況はこのツールでは確認できませんのでご注意ください。