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機能GEORAMA for Civil3D:3次元土木地質CAD/GISソリューション

GEORAMA 2023

ソルバープログラムの処理速度が大幅に改善されました。
また、GEORAMA 2022に引き続き、BIM/CIM対応に役立つ機能が追加されています。

ソルバープログラムの処理速度改善

GEORAMAのModeling機能では、Autodesk Civil 3D®からシームレスに3次元地質モデルを作成できます。そのモデリングのエンジン(カーネル)に相当するのがソルバープログラムです。
GEORAMA 2023では、ソルバープログラムの数値計算ライブラリを刷新したことにより、従来バージョンと比較して計算速度(下図モデリング処理の「②計算」の速度)が大幅に改善されました。
これにより、広範囲のモデル作成や、領域分割数(=格子数)が大きい精緻なモデリング作業に要する時間が短縮されます。

ソルバープログラムの処理速度改善
ソルバープログラムの処理速度改善

※分割数(格子数)が大きくなればなるほど計算速度が改善されます。
※モデリング処理全体の高速化ではなく、「②計算」部分のみの高速化です。
※上記はGEORAMAのサンプルモデルを使用した検証結果です。
作成するモデルのサイズや使用するPC性能(Core数・プロセッサ)により、計算速度の改善に差が生じます。

ソルバープログラムの共通設定機能の追加

ソルバープログラムでモデリング計算を実行する際の各種パラメーターが、共通設定画面で編集可能になりました。
格子数が多い精緻なモデリング計算を実行する場合や、断面やボーリング本数が多い大規模モデルを取り扱う場合に適宜設定を変更してご利用いただけます。

ソルバープログラムの共通設定機能の追加

境界テーブルのCSV出力機能

境界テーブルの定義情報をCSVファイル(カンマ区切りテキストファイル)へ出力する機能が追加されました。
3Dダイアグラムの書き出し機能で出力される図面ファイルを用いて、推定結果の境界サーフェスに属性情報を割当てる場合に活用いただけます。
CSVファイルの書式は、Navis+で読み込み可能な属性ファイル形式です。

境界テーブルのCSV出力機能