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詳細AutoPIPE:配管応力解析システム

新機能紹介

V12.8.1の新機能、およびV12.5.0からV12.7.0の新機能

AutoPIPE CONNECT(v12.8.1)

配管コード

  • ASME B31.3 2020 - Process Pipingが追加されました。このエディションのB31.3配管コードにより、SIFおよびフレキシビリティの計算にASME B31Jの使用が義務付けられます。「結果モデルオプション」に新しいオプションが追加され、長期荷重モーメント係数の計算にASME B31J Table 1.1 General Note (d)の使用を許可できるようになりました。分岐管の交点については、有効断面係数(Ze)の使用が削除されました。

レポート

  • Aveva E3D配管応力ファイルをインポートする際に、タグ(サポート、バルブ、およびフランジからの場合)とアタッチメントID(サポートからの場合)がサポートされるようになりました。
  • Microsoft Wordレポートのテンプレートが更新され、全体的な品質が高められました。

ライブラリ

  • AUTOJPIM(JPI-7S-77の材料ライブラリ)が2018年版対応になりました。

全般

  • モデルエクスプローラーユーティリティが導入され、特定のモデルを検索しやすくなりました。検索条件と検索フィルターのコントロールも追加されました。
  • 「ティー節点」ダイアログが変更され、データの入力時に動的フィールドが自動的に入力されるようになりました。
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AutoPIPE CONNECT(v12.7.0)(日本語版なし)

配管コード

  • ASME B31.1 2020 - Power Pipingが追加されました。ASME B31Jが構成要素の応力集中係数(SIF)およびたわみ計算に対して既定で使用されるようになります。自重による軸力が考慮されるようになり、新しいSIFが面内/面外/ねじりの各成分に分解したモーメントに適用されます。そして、これらの変更に応じてレポート書式やオプション設定も更新されています。

レポート

  • 構成要素(拡張)レポート(.rpt)をクイックレポートとしてのみ生成し、Text Report Viewerに表示する機能が追加されました。
  • Microsoft Word形式の入力レポートと出力レポートが正式に製品版となりました。

解析

  • バイリニア剛性をシミュレートするために、スリップ/最大荷重/ギャップのサポートを指定できるようになりました。
  • 回転サポートギャップを、時計回りまたは反時計回りの方向で指定できるようになりました。
  • サポートに対して振り子効果を適用できるようになりました。ロッド長さと角度も指定できます。振り子効果とは、一方の端が並進移動しないよう固定されているが自由に回転するピボット点、もう一方の端が円弧上に移動するという挙動を表します。
  • サポートされる回転機器(タービン、コンプレッサー、ポンプ、ユーザー定義)のノズル点が4個から10個に拡張されました。

全般

  • AutoPIPE v12.7モデルをv12.6モデルとして保存できるようになりました。

相互運用性

  • AutoPIPE v12.7は、ProjectWise 365との互換性があります。
  • PCF Translatorで、PCF属性をAutoPIPEプロパティに割り当てるカスタム割り当てがサポートされました。
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AutoPIPE CONNECT(v12.6.0)(日本語版なし)

配管コード

  • ASCE 7 2016 - Minimum Design Loads and Associated Criteria for Buildings and Other Structures - Wind and Earthquakeが追加されました。
  • ISO 14692 2017 - Petroleum and Natural Gas Industries - Glass-Reinforced Plastic (GRP) piping system designが追加されました。
  • 土被り荷重と地震波データが、B31.8およびB31.12 Pipelines Codesに拡張されました。

レポート

  • Pipe Connectivity ReportがSQLite Report Managerの標準テキスト入力レポートに追加され、ノード点の位置と接続に関する詳細情報が提供されるようになりました。

解析

  • ロッドハンガーに対するPデルタ変位(振り子)効果が追加されました。 [Technology Preview]
  • 既定の解析セットの設定を定義することで、生成されるコード応力の組み合わせを詳細に制御できるようになりました。2018エディションの要件に対応するB31.3およびB31.1短期荷重計算に対応するために、荷重ケースマッピングが追加されました。
  • ASME B31.3 2010以降を使用する場合、ねじりを考慮するコードケース178に記述されているとおりに長期応力が算出されます。このオプション(「結果のモデルオプション」ダイアログ)は、ASME B31.3の2010以降のエディションが選択されると使用不可となりチェックされた状態になります。
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AutoPIPE CONNECT(v12.5.0)(日本語版なし)

配管コード

  • ASME BPVC Section III 2019 Rules for Construction of Nuclear Facility Components -Division 1 - Subsection NB - Class 1 Componentsが追加されました。
  • ASME BPVC Section III 2019 Rules for Construction of Nuclear Facility Components -Division 1 - Subsection NC - Class 2 Componentsが追加されました。
  • ASME BPVC Section III 2019 Rules for Construction of Nuclear Facility Components -Division 1 - Subsection ND - Class 3 Componentsが追加されました。
  • ASME B31.12-2019 Edition Standard on Hydrogen Industrial Pipingが追加されました。
  • ASME B31.12-2019 Edition Standard on Hydrogen Pipelinesが追加されました。

解析

  • 最小頻度の設計条件、シード解、改良された整合性チェック等のサポート最適化機能を拡張 [Technology Preview]
  • フランジ設計の改良(拡張された表示とフィルタ操作、フランジ・ボルト穴径・ハブ長さ・ガスケットの寸法特性の自動更新、管の公称サイズと長さに基づくフランジ/ボルト寸法ライブラリの選択)

インポート/エクスポート

  • Autodesk® Revitモデルをインポートできるようになりました(.PCFファイルのファブリケーションベースコンポーネントを使用)。
  • FRCファイルから水壁による時刻歴荷重データをインポートして、AutoPIPEの時刻歴プロファイルおよび時刻歴作用点を生成できるようになりました。

相互運用性

  • iTwin Design Reviewクラウドサービスが組み込まれたことで、設計中の成果物を迅速に相互レビューできます。

レポート

  • SQLite Report Managerで使用される入力リストレポート用のMicrosoft® Word®テンプレートが強化されました。

ライブラリ

  • 材料ライブラリエディタが強化され、材質特性の確認とチェックに役立つチャートが表示されるようになりました。
  • 出荷済み材質ライブラリの整合性を検証し、改変ライブラリの使用をブロックするチェック機能が導入されました。
  • 材質ライブラリで、ネットワーク上に保存される材質ライブラリソースファイル(.SRC)がサポートされました。
  • 材質ライブラリエディタで、最近開いた材質ライブラリソースファイル(.SRC)をすぐに開けるようになりました。

解析

  • サポート最適化ロケータグループで、最大10個のアセンブリを扱えるようになりました(従来は最大5個)。
  • サポート最適化処理の優先度を定義できるようになりました。Windowsオペレーティングシステムによって、実行中のすべての処理に対して優先度に基づいてプロセッサリソースが共有されます。優先度が高い処理ほど多くのプロセッサリソースが割り当てられ、実行速度が速くなる可能性があります。

全般

  • 「自動フランジ/ボルト」チェックボックス(「フランジチェック」ダイアログの「フランジ」タブ)が変更され、ガスケットの寸法が追加されました。
  • 地盤節点の表示をオン/オフできるようになりました。地盤節点の記号が、主要な点とすべての中間点に表示されます。
  • タイトルバーとそのテキストの色が変更され、視認性が高められました。最小化モードと最大化モードでもタイトルバーのテキストが表示されるようになりました。
  • モデル名はタイトルバーの先頭に表示されます。
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[Technology Preview]:正式版リリースの前に評価用β版として提供される機能で、ご利用に際しては別途申請が必要となります。

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