新機能紹介
Witness2008
2008年10月にリリースされた"WITNESS2008"の機能についてご紹介します。
WITNESS 2008 スクリーンショット | |
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「連続コンベア」エレメントが新しく追加されました。 また、フィジカルパーツオプションを使えば、指定したサイズに合わせてアイコンを表示する事も出来ます。 |
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コンベア用のセンサーが新しく加わりました。センサーの上にパーツが載ったり、載っていたものがなくなった時にアクションを起こせるほか、エッジの最初と最後の検出も可能です。 | |
PFセクションを通るキャリアの大きさや間隔を、セクション毎に自由に決められるようになりました。 セクション駆動方式の新機能です。 |
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Witnessに新しくプレゼンテーションマネージャが追加されました。デザイナープログラムとビューワにより、計器図や統計量とリンクさせた円グラフ等の図を使って、モデルの中の重要な情報をわかりやすく示すことができます。プレゼンテーションマネージャ上の図は、モデルの実行と連動して動的に更新されます。 | |
マルチサイクルマシンやシフトパターン、故障、段取替えなどWITNESSのモデルでよく使われるデータが表形式で編集できるようになりました。 | |
WITNESSによる柔軟なモデリングの例です。 例はペダル組み立てオペレーションのモデルで、マルチステージロボットがアニメーションで動きます。 ファーストビルド機能を使えば、VRでコンベアの滑らかな動きを表示することも簡単にできます。 |
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WITNESS 2008のワークブックに例題として追加された新しいモデルの一つです。 | |
新機能を使って作成した典型的な銀行の支店のレイアウトや組織のモデルの例です。モデルには窓口業務とATM、振込機およびその他の顧客サービス機能が含まれています。 | |
収支レポート分析を操作できる関数が追加されました。 | |
シフトや分布のデータをウィザードを使って、Excelから簡単にインポートできるようになりました。Excelのシートを選択して必要なデータを含むセル範囲を選択するだけでデータ指定は完了です。 | |
新しく追加された確率分布表示ウィザードにより、適切な分布形を確認しやすくなりました。 |
その他の新機能/機能強化
- デバッガーの改良 - エラーが発生しても、その次の行以降も継続してデバッグできるようになりました。また関数の引数をウォッチに追加する等の改良が行われました。
- アイコンにCADデータをインポートしてサイズ変更する機能が追加されました。
- 時系列グラフ要約レポートオプションが追加されました。
- エクスプロードレポートが高速化されました。
- シナリオマネージャで対応できるレプリケーションが1000個に増えました。
- プロンプトが改良されました。
この他にも更新された機能があります。
WITNESS Optimizer
プラグアンドプレイで簡単に利用できるアルゴリズムの種類が追加されました。新しいアルゴリズムでは、n次要因計画が追加されました。このアルゴリズムは、プルダウン表示されるアルゴリズムのリストから選択する方法でも、ユーザーが作ったアルゴリズムの中に組み込む方法でも使用可能です。