新機能紹介
Witness2007
2007年9月にリリースされた"WITNESS2007"の機能についてご紹介します。
WITNESS 2007 スクリーンショット | |
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コンベア、走路、バッファ、PFセクションおよび通路など全ての路表示に曲線セグメントが追加されます。 セグメントの追加(長さ、角度、半径を指定)、削除を行うことができる路の描画用のツールバーが追加されます。 |
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セグメントの長さ、角度、半径などを指定した路のライブラリ(テンプレート)を持つことができるようになります。 | |
路の情報が一括で表示されるダイアログが追加されます。ここで指定するセグメント毎の高さが、WITNESS VRで3次元化するときに自動的に反映されます。 | |
2Dアイコンの回転がマウスのクリック、ドラッグで簡単に行えます。 | |
モデルのウォームアップ時間がツールバーから指定可能になります。 | ![]() |
エレメントにコストに関する設定が追加されます。 それぞれのエレメントに対してコストを設定できるだけでなく、計算式でもコストを設定できます。これによりコストの計算にアトリビュート値、時間毎の設定、複雑な関数などが利用できます。 |
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収支レポートの収入部分の例。 収支レポートのコスト部分の収支レポートは利益に関しても3段目に表示されます。 |
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レイヤーの設定が表形式でより簡単に行えるようになります。WITNESS VRで3次元化を行うときに有用なXYZの座標の指定も行えます。 | |
WITNESSを使って庫内のピッキング方式、商品補充の管理および保管スペースの割り振りなどの評価を行うデモモデルを追加しました。 | |
WITNESSによってシミュレーションを伴なったバリューストリームマッピング(VSM)を行う方法示したデモモデルを追加しました。 | |
その他、いくつかのデモモデルがWITNESS 2007の新機能を使ってリニューアルしました。 |
その他の新機能/機能強化
- ブレークポイント、ステップ実行、式のウォッチなどを実現する強力なデバッグ機能が追加されます。
- パーツやマシンの状態を含むモデルの初期状態を詳しく設定できる初期状態の読み込み機能を追加されます。
- 故障、段取替えのそれぞれの時間についてモデル全体に対して係数が設定できます。また故障、段取替えそれぞれを一括してオン・オフできます。
- WITNESSのモデリング方法についてステップバイステップで学習できるワークブックがWITNESS 2007に対応して新しくなります。
WITNESS Optimizer
Optimizerの最適化アルゴリズムに、ユーザーが作成したアルゴリズムを追加できるようになります。
WITNESS 2007におけるWITNESS VRの新機能

- 50を超える新しいライブラリが追加され、より簡単により見栄えのよいモデルが作成できます。
- 路形式の高さの設定の自動的な反映および曲線セグメントが反映されます。
- ファーストビルド時にレイヤーのXYZ方向のオフセットが反映されます。
- ファーストビルド時に内側のオブジェクトのスケール設定が行えます。
- ファーストビルド時に2Dアイコンの回転の反映されます。
- マシン内のパーツの移動についても設定できます。
- エレメントのそれぞれ状態について動作のプリセットが設定できます。
- WITNESS VRウィンドウ内での操作を容易にするボタンが追加されます。
mantra4DとWITNESS VRのライセンスが統合されます。WITNESS VRのドングルやネットワークライセンスにてmantra4Dが使用できるようになります。