最適化オプションExperimenter
最適化アルゴリズムによりケースラン工数を大幅削減
1.Experimenter概要
作業者や設備の数や速度など、様々なパラメータを変えながら自動的にモデルを繰り返し実行して実験することが可能です。また、最適化オプションExperimenterを利用すると、任意の目的関数に対してパラメータの最適化を行う事が可能です。結果は、自動的に表やグラフに出力され、タブを選択するだけでそれらを確認することができます。これらの機能は画面から操作して使うことができますが、VB等のプログラムからAPIコントロールすることも可能です。
2.最適化手法
- 適応型温度制御:焼きなまし法(Simulated Annealing)により、解空間の効率的な探索を行う
- 最小/中央/最大:最小値・中間値・最大値を基にした、シンプルな評価を行う
- 山登り法:ある地点から始めて、それ以上よい解がなくなるまで探索を行う
- ランダム:ランダムな組み合わせによる探索を行う
- 全解探索:すべての組み合わせの探索を行う
- シックスシグマ:変更パラメータ数を制限しながら探索を行う