鉄筋コンクリート梁の繰返し載荷シミュレーション
※実験の出典
前田匡樹 他:鉄筋コンクリート梁部材の変形評価法に関する実験的研究,コンクリート工学年次論文報告集 Vol.19 No2, p.861-866, 1997
幸村信行 他:鉄筋コンクリート梁部材の降伏変形評価法に関する実験的研究-その1 実験結果の概要-,日本建築学会大会学術講演梗概集(関東), p.303-304, 1997.9
前田匡樹 他:鉄筋コンクリート梁部材の降伏変形評価法に関する実験的研究-その2 降伏変形評価法に関する検討-,日本建築学会大会学術講演梗概集(関東), p.305-306, 1997.9
解析条件
試験体形状
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試験体側面図 | 試験体断面図 |
解析モデル


材料特性
境界条件、荷重条件
対称面に対称条件を設定し、下図の繰り返し荷重を強制変位で載荷する。実験の載荷方法は大野式加力である。載荷方法①では、載荷位置、支持点位置は、正加力(A)、負加力(B)によって変更する。


解析方法
- 静的非線形解析(微小変形解析)
- 鉄筋コンクリートの非線形構成則:分散ひび割れRCモデル
- 収束方法:初期剛性法
解析結果
荷重-変形角関係(試験結果との比較)
試験結果

解析結果

R=1/400時の解析結果の変形図、応力図(倍率×10)
載荷方法①での変形とコンクリート軸方向応力σx [N/mm2]

載荷方法①での変形とコンクリートせん断応力τzx [N/mm2]

載荷方法①での変形と主筋応力σx [N/mm2]

載荷方法②での変形とコンクリート軸方向応力σx [N/mm2]

載荷方法②での変形とコンクリートせん断応力τzx [N/mm2]

載荷方法②での変形と主筋応力σx [N/mm2]
