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FINAS非線形FEM構造解析システム

FINAS:非線形FEM構造解析システム
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近頃、設計・製造現場に、ITを融合させた革新的な生産システムの導入が注目を集めています。

その中では、とりわけ、CAD/CAEは、期間短縮やコスト削減に大きく寄与するものとして、積極的な導入・活用が進められています。

このような環境の中で、FINASは、設計や安全評価において要求される種々の線形、非線形構造解析を実現するために、1976年から汎用非線形構造解析システムとして開発されてきました。



FINASとは?

Flnite Element Nonlinear structural Analysis System

FINASは、1976年以来、開発が継続していて線形解析はもとより非線形解析において多くの実績を挙げているマルチフィジックス対応型の 有限要素法による汎用非線形構造解析システムです。


FINAS V20.0で追加された機能

雰囲気温度のためのユーザーサブプログラムの追加

熱伝導解析機能として雰囲気温度を定義するためのユーザーサブプログラムXCONVを追加しました。

剛体要素機能の追加

FINASには剛体要素が組み込まれていないため、剛体を模擬する際には、解析モデルで使用されている有限要素の剛性値を数値的に上げることでシミュレートする必要があります。しかし、この剛性値の倍率の与え方により計算結果が一意でなく、使用者に対し解析結果の判断を難しいものとしております。
そこで、剛体を模擬するために、微小変形解析範囲に限定して、剛体要素に相当する自由度間の線形結合関係を生成する機能をFemapAPIにて実装しました。

新着情報更新履歴

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開発元

国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構(JAEA) 
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC) [注]

[注]
FINASは1976年以来、JAEAにより開発されてきた汎用非線形構造解析システムです。CTCは、JAEAの許諾を得て、自己の責任および負担のもと、FINASの販売・保守および改良業務を行っています。