鉄筋コンクリートＨ型断面耐震壁の終局強度試験シミュレーション
※参考文献：（財）原子力発電技術機構、原子力発電施設耐震信頼性実証試験、原子炉建屋総合評価、 原子炉建屋耐震壁終局強度評価に関する報告書 平成8年度、平成9年3月
解析条件
試験体形状
解析モデル・解析条件
荷重条件：地震加速度入力
| 入力ステップ | Max acc.
(gal) |
想定挙動 |
|---|---|---|
RUN－1 |
53 |
弾性挙動 |
RUN－2 |
112 |
初期せん断ひび割れ |
RUN－3 |
325 |
RUN-2に対して×3 |
RUN－4 |
577 |
変形角が 2/1000 rad |
RUN－5 |
1230 |
終局挙動 |
解析条件
- 動的非線形解析（微小変形解析）
- 鉄筋コンクリート（耐震壁シェル要素）の非線形構成則：分散ひび割れRCモデル
- 積分時間間隔：0.002sec
- 数値積分法：Newmark-β(β=1/4）法
- 減衰：初期剛性比例減衰
1次固有振動数（13.2Hzに対して、h=0.8%で設定） - 収束方法：Newton-Raphson法
解析結果
慣性力－水平変位関係（試験結果（青）と解析結果（桃）との比較）
上部スラブの水平加速度波形、加速度応答スペクトル（h=5%）
上部スラブの加速度応答スペクトル（h=5%）
上部スラブの水平変位波形
