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地盤震動解析の課題と新しい試み日本大学 工学部 土木工学科 地震工学研究室 中村 晋 教授

講座概要

構造物はいうまでもなく地盤上、地盤内に構業される。その耐震設計に必要な構造物の地震応答を求めるためには、構造物-地盤または構造物-基礎-地盤の様に地盤との相互作用を考慮した応答解析を行わなければならない。
本セミナーでは地盤震動を評価する上で配慮するべき事項や現状での課題、さらに最近の研究動向を把握することを目的とし、まず震動解析で用いられる手法のうち最も基本的な1次元モデルについて、その基本的な考え方、地盤材料の非線形特性、地盤構造モデル、減衰特性について、応答評価の課題などを踏まえ述べる。

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  PDF第1章 手法の概要と課題
第2章 地盤物性・構造のモデル化の現状と課題
第3章 減衰特性
 

目次

 
  第1章 手法の概要と課題  [公開中]
1.1 地盤振動解析の必要性
1.2 時間・周波数空間での定式化過程の概要
      1) 1次元地盤振動に おける支配方程式
      2) 時間空間での離散化過程
      3) 周波数空間での離散化過程
1.3 地盤振動解析法の選択上の留意点(1)
 
  第2章 地盤物性・構造のモデル化の現状と課題 [公開中]
2.1 地盤物性のモデル化
      1) 基本的な特性
      2) 線形粘弾性モデルによる応力-ひずみ関係の表現
      3) 非線形モデル
      4) 地震時における応力とひずみ履歴の特性
2.2 地層分割
2.3 現状と課題
 
  第3章 減衰特性 [公開中]
3.1 減衰の考え方
3.2 モデル化
      1) 内部減衰
      2) 外部減衰
3.3 減衰特性の設定上の課題
3.4 微小ひずみ時の減衰特性の評価に関する現状
 
  第4章 地盤構造のモデル化
 
  第5章 最近の発展と適用(1)
 
  第6章 最近の発展と適用(2)
 

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