ハイブリッド型ペナルティ法の断層破壊への適用日本計算工学会講演会論文集 Vol.14(2009年5月)
概要
断層破壊シミュレーション技術の向上は、震源過程の解明や地震発生の予測、ハザード評価を高度化する上で重要な課題である。そのため、こうした断層破壊の動力学的シミュレーションに関する研究は差分法、有限要素法や個別要素法といった様々な手法で行われている。
断層破壊シミュレーションを行う場合、差分法や有限要素法では破壊する断層面を予め設定しておく必要がある。また、個別要素法では要素毎に運動方程式を逐次解く必要があるため計算時間が膨大になるといった問題がある。
このように、各手法には一長一短があり、実用化に至っていないのが現状である。このような背景から、本研究では有限要素法と同様なモデル化が可能であるが、断層面を予め設定する必要がないといった特徴を有するハイブリッドペナルティ法(HPM)に着目した。ここでは、断層面上の応力とすべり関係としてすべり弱化摩擦則をHPMに導入し、断層破壊シミュレーションについて基礎的な検討を行う。
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日本計算工学会講演会論文集 Vol.14(2009年5月) ハイブリッド型ペナルティ法の断層破壊への適用 |
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