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お客様の広場線形・格子 計算ソフトウェア

FAQ

04_GRIDVIEW

バネ要素の利用法について

多主桁の格子で橋脚が受け持つ最大の反力を得たいのですが良いモデル化はありますか?

どの様な結果を得たいかによってモデル化の方法が異なります。

1.支承反力と橋脚反力の両方を得たい場合

 通常通り各支点を骨組み上に設定し、各橋脚毎に支点データの橋脚番号をそろえます。

 加えて、下部工設計用反力を出力します。

 下部工設計用反力はある支点が最大最小の時のその他の支点反力を出力した物であり、そのうちどれが橋脚に対し最も不利であるかを判断するには橋脚TOTALの値を比較する必要があります。

2.橋脚反力のみで良い場合

 バネ要素を利用します。

 任意の位置に新たに節点を追加しその節点を全方向固定とします。

 桁支点位置の支点条件は与えずに桁支点位置から上記の任意節点へバネ要素を繋ぎます。

 この時、拘束成分にバネ値を与えてください。モデル化の違いはこれだけです。

 バネ要素を用いた場合、反力相当の値がバネ要素の断面力として出力されます。

 方向成分の対比は以下の通りです

 Z成分 → せん断、 θx成分 → ねじり、 θy成分 → 曲げ