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FAQ

07_FEM解析

FEMによる地盤沈下計算の為のモデル化について

FEM解析のモデル化について教えてください

FEMによる背面側沈下計算を行う場合の、背面側地盤の要素作成は自動メッシュが基本となっています。要素は、深さ方向は山留め壁下端の位置、水平方向は山留め壁長さ×2の距離の範囲で作成されます。

FEMによる背面側沈下計算を行う場合は、「計算条件データの設定」の「特殊条件」の「FEMによる背面側沈下計算スイッチ」で「計算を行う」を選択します。

その他、壁面のせん断(摩擦)バネを考慮する場合には「地盤沈下時の壁面と摩擦バネ考慮スイッチ」で指定します。

※現在は節点数が1600(40×40)までです。
  要素幅の指定値が小さくて節点数が制限を越える場合には、要素幅は自動修正されます。
※背面側地盤のモデルは、深さは壁体下端位置、幅は壁体長の2倍の範囲をモデル化しています。
※層境を考慮し、かつ、全要素ができるだけ正方形に近く、かつ、同じ大きさになるように自動メッシュをしています。
※水平方向をx、深さ方向をzとすると、zの最下端の境界条件は、z方向固定、x方向自由xの終端位置の境界条件は、z方向固定:ばね支点、x方向固定としています。なお、山留め壁との摩擦バネ(せん断バネ)が入力されたところでは、xの始端(山留め壁位置)
のz方向の境界条件はバネ支点となります。