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お客様の広場KASETSU5X

FAQ

05_自動化

自動化オプションとは?

自動化オプションではどの様な事ができるのでしょうか?

自動化プログラムは、山留め設計で必要となるトライアル計算を自動的に行い、設計者の作業を大幅に省力化を目的としたシステムです。
また、最適な設計を行う事も目的としています。
設計者が制御データ(変位や応力の許容値)や候補データ(壁や切梁の材料等)をを設定して計算を行うと、候補データの組み合わせを順番に計算し、制御データを満足する組み合わせを見つけます。

・切梁は設置位置に候補データや条件を与えます。
例:H300,H400,H500の材料データ
例:1と3段目は同じ材料とする
バネは部材から自動設定されます。

・プレロード量は支保工最大反力の何%と設定します。
自動的な設定はできません。

・非対称解析には対応していません。

 

hitaisho.jpg 

 

 

 

 

 

 

 

上図の様な非対称構造をモデル化する手順は以下の通りです

・「構造スイッチ」を「非対称構造として解析」を選択します。

・「計算条件データの設定」の「特殊条件」の「背面側バネ考慮スイッチ」を「前のステップの戻りに対して考慮」を選択します。(このスイッチを立てることにより、計算時間が大幅に増加します
ので注意して下さい。うまく収束しなかったり誤差が大きい場合は「負の変位に対して背面側バネを考慮する」を選択して下さい)

・「計算条件データの設定」の「特殊条件」の「非対称構造詳細スイッチ」は、計算や入力には
影響しません。このスイッチで「上載荷重のみ非対称」を選択しても、個別の入力で非対称として入力すれば、非対称として入力されます。「非対称構造詳細スイッチ」は、無意味のようですが、出力ファィルの内容をこのスイッチでコントロールしていますので、正しく入力しないと希望する出力がされなかったり、左右同じものがそれぞれ出力されたりしますので注意して下さい。

・山留め壁の天端の高さが異なる場合
「計算条件データの設定」の「特殊データ」で「基準地盤の入力を行う」を選択して天端の高さを入力して下さい。ここで入力された左右の天端の位置の差が両側の天端の高さの差となります。全てのデータは、天端を基準として入力されますので、ここで天端の高さの差を入力した場合には注意して下さい。