HOMEプロダクト一覧KASETSU-5X > お客様の広場 > FAQ

お客様の広場KASETSU5X

FAQ

03_順解析

5.指針関連

計算条件スイッチの基本ルール

計算スイッチと指針の条件はどちらが優先されるのでしょうか?

指針と異なった計算条件スイッチを選択した場合、原則的には指針より選択指定を優先させて計算します。
計算に柔軟性をもたせる為にこうしていますが、逆に間違って指定した場合にそのまま計算をしてしまう危険性をもっています。
指針によっては、指針以外の指定された方法では計算処理方法が難しい場合や矛盾が生ずる場合には、選択指定を無視して指針通りに処理されるものもあります。
従って、指針と異なったスイッチの指定を行った場合は、必ず側圧強度を出力して妥当性を確認して下さい。
指針と矛盾した指定を行った時点で、どの計算方法が正しいかというものは無くなっていることを認識しておいて下さい。


スイッチ類の選択は、主働、受働、静止に共通となります。
デフォルト値を選択した時は、主働側圧の指針により決定されます。
従って、主働、受働、静止で異なった指針を選択した時は、受働や静止の側圧計算では指針と異なった計算スイッチが使用されて計算されます。

もし、主働側圧式が指針でない場合(「側圧直接入力」や「ランキン・レザール式」など)は受動側圧式の指針によってデフォルト値が決定されます。

主働、受動共「側圧直接入力」や「ランキン・レザール式」など指針でないものが選択されている場合には、「指針通り」は選択しないようにして下さい。
便宜上、とれかのスイッチを設定していますので、計算は行われますが、本来はエラーとすべきものです。