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FAQ

03_順解析

5.指針関連

土木学会・トンネル標準示方書(開削工法・同解説)2006年制定

土木学会・トンネル標準示方書は何年度に準拠していますか?

Release11 Rev2 より「2006年制定版」になりました。


「土木学会・トンネル標準示方書(開削工法編)H8/7」と「2006年制定版」では、弾塑性計算においては、許容値の設定の式が微小の相違があるだけで同じです。従って、「2006年制定版」のみ使用可能としました。


底面の安定計算に関しては、道路土工指針に准ずるに改定されましたが、「H8/7版」の計算をしたい場合には、それぞれ計算方式が選択できますので、「H8/7版」に合った方式を選択して下さい。


慣用法に関しては、水圧の考慮の関係が大きく変更になりましたので、「H8/7版」の慣用法の計算をしたい場合には、「旧指針」を選択して下さい。
なお、Release11 Rev1 まであった「土木学会(旧指針) トンネル標準示方書(開削編)」は削除され使用できなくなりました。


・主働側圧の最小値が設定されています。
・粘性土層の最小土圧を「水圧」とされています。
・砂質土の最小土圧は、0.3・γhです。
 PA≧0.3γh
 PA≧0.3(q+γh)
 の選択が可能となっております。旧指針の関係でこの様にしておりますが、新指針では PA≧0.3γh と指示されています。


δは、主働側圧と受働側圧ともδ=φ/2 です。同じクーロン式を採用していても、解法によりδの値が異なることに注意して下さい。δの値が入力されると、たとえ δ≠φ/2 でも入力されたδを採用します。