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お客様の広場KASETSU5X

FAQ

03_順解析

4.応力度計算

支保工データの入力について

支保工データの入力項目について教えてください。

「曲げスパン」と「作用面内座屈長」は同じ場合が多いですが、モデルにより異なる場合があります。
「曲げスパン」は切梁上に荷重が載荷された場合や自重などによりモーメントを計算する場合の部材長です。
「作用面内座屈長」は面内の座屈長ですので、強軸方向の座屈長です。
「作用面外座屈長」は切梁が圧縮を受けた場合の弱軸方向(面外)の座屈長です。

「面内」は切梁に上載荷重が載荷された場合にモーメントが発生する面ですので、強軸廻りが面内となります。
「面外」は弱軸廻りの面となります。
「水平方向」とは切梁の軸方向という意味ではありません。

切梁間隔が等間隔の場合には「切梁水平間隔」も「軸力分担幅」も切梁間隔です。
等間隔でない場合には、平均の切梁間隔が「切梁水平間隔」で切梁バネ値の計算に使用されます。
切梁の応力度計算においては、切梁間隔が大きいところが切梁軸力が大きくなりますので、平均の切梁間隔でなくて軸力を計算したい場所の切梁間隔(=軸力分担幅)で切梁軸力を計算して応力度計算をします。