新機能紹介
STAAD.Pro 2007 の主な新機能
解析/設計の新機能
KGマトリックスの応力剛性効果を考慮したP-デルタ解析
P-デルタKG解析は、幾何剛性の考慮オプションを選択することにより1次解析後の軸応力の効果をメンバーとプレートの剛性に考慮することができます。
スモールデルタを考慮したP-デルタ解析
スモールデルタオプションを選択することにより、ラージ・スモールP-デルタ効果を部材の材端力の計算に考慮することができます。
座屈荷重解析
座屈用の解析コマンドを入力することにより、主荷重ケースに対してオイラー座屈が発生する荷重係数、座屈形状を計算する解析機能が追加されました。
KGマトリックスの応力剛性効果を考慮したモード解析
固有値解析、応答スペクトル解析、時刻歴応答解析を行うときの部材剛性に幾何学的剛性を考慮したモード解析を行うことが可能になりました。
マスター/スレイブコマンドの計算の強化
マスター/スレイブコマンドの含んだ計算において、自動でバンド幅を縮小し計算を効率化する機能が追加されました。
Eurocode 3 : 2005 への対応
Eurocode 3 : 2005 の最新のUKリリース版に対応しました。ライセンスは「Euro Design Codes」が必要です。
Russian Concrete Code SP52への対応
ロシアのコンクリート設計コードSP52-101-3における梁柱の設計機能が追加されました。ライセンスは「E.Eurozone Design Codes」が必要です。
ポスト・プロセッサーの新機能
釣り合いチェック結果の表示
ポスト処理モードの反力の表示部分に釣り合いチェック結果表示が追加されました。荷重と反力の各成分の合計とその差が表示されます。解析を正常に終了しているかの目安になります。