SPH法による剛飛翔体の高速衝突を受けるコンクリート板の局部破壊解析計算工学会 Vol.14(2009年5月)
概要
コンクリート板に剛飛翔体を高速衝突させると,亀裂,裏面剥離,貫通などの局所的な破壊挙動が見られる.このような現象を有限要素法に代表される連続体モデルで解析する場合,要素の大変形やつぶれによる計算の困難さを避けるためにイロージョンなどの処理が必要である.そこで,要素のゆがみや大変形にも特別な考慮が必要なく,固体材料の衝突や貫通などの不連続現象を精度よくシミュレーションする手法として粒子法が用いられるようになってきた.本論文では,粒子法の一つであるSPH法を用い,コンクリート板に剛飛翔体が高速衝突する現象について剛飛翔体の速度やコンクリート板の強度が局所破壊挙動に及ぼす影響検討を行った.コンクリートの材料構成則としてひずみ速度依存性を考慮した構成則を用い,普通強度および高強度コンクリート供試体に対して衝突速度を変えた解析を実施し,既往の実験結果と比較検証を行った.
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SPH法による剛飛翔体の高速衝突を受けるコンクリート板の局部破壊解析 計算工学会 Vol.14(2009年5月) |
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