レシーバー関数解析による仙台平野の地下構造のモデル化と地震動シミュレーション物理探査学会第118回(平成20年度春季)学術講演会
概要
本研究では,防災科学技術研究所の地震ハザードステーション「J-SHIS」で公開されている地下構造モデルをもとに,地震動シミュレーションによる観測記録の再現性の向上を目的として,はじめに仙台平野内の10地点で地震観測記録から計算したレシーバー関数の多地点同時逆解析を行い,地震基盤に至る堆積層のS波速度構造を推定した.
次に,この逆解析結果に基づいてJ-SHISモデル内の上記10地点周辺の速度構造を修正し,宮城県沖の深い地震(2004/04/04,M4.2)のシミュレーションを行い,観測記録の再現性について検討した.その結果,堆積層の厚い平野北西部を除いて,レシーバー関数解析に基づくモデルの修正が観測記録の再現性の向上に有効であることが確認された.
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物理探査学会第118回(平成20年度春季)学術講演会 レシーバー関数解析による仙台平野の地下構造のモデル化と地震動シミュレーション |
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