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せん断破壊する鉄筋コンクリート梁の非線形FEM解析土木学会第62回年次学術講演会(平成19年9月)

概要

鉄筋コンクリート構造物の破壊形態は,せん断破壊,曲げせん断破壊及び曲げ破壊の3 つに大別することができるが,せん断破壊及び曲げせん断破壊は,せん断耐力以上の外力が作用すると破壊が急激に進展し脆性的な破壊となる.このような脆性的な破壊形態となるせん断破壊の力学的挙動を,連続体を基本とする有限要素法にてシミュレーションするためには,使用するコンクリートの構成則が大きなせん断変形についても十分な適用性があることが必要である.本研究では,前川らにより提案されている鉄筋コンクリートの構成則[1]の うち,せん断伝達モデルを基本に,大きなせん断ひずみまで対応できるせん断破壊モデルを提案するとともに,静的な梁の曲げ試験をシミュレーションし,その適用性について検証を行う.

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  土木学会第62回年次学術講演会(平成19年9月)
せん断破壊する鉄筋コンクリート梁の非線形FEM解析
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