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原子力機器の構造信頼性評価のための地震動評価コードの開発日本原子力学会和文論文誌 VOL.5,NO.2(2006)

概要

確率論的な原子力機器の地震時信頼性評価手法を整備することを目的として、地震ハザード評価コードSHEAT-FMを開発した。
対象サイトにおいて、ある大きさを超える地震動の発生頻度を確率論的に定量評価できる手法として地震ハザード評価手法が知られている。従来の地震ハザード評価手法では、対象サイトにおける地震動強さの推定に過去の地震記録を統計処理して求められた距離減衰式を用いるのが一般的である。
一方、最近では、断層の破壊過程や地盤内の伝播特性を考慮した断層モデルによる地震動評価手法が確立されている。そこで、SHEAT-FMコードでは、震源を特定できない地震についても、その地震動強さの推定に、従来の距離減衰式に加えて、断層モデルによる地震動評価手法を用いることができるよう整備した。
本報では、SHEAT-FMコードの概要とモデルサイトへの適用例を示すとともに、距離減衰式による評価と比較し、本コードの適用性を検証した。

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  日本原子力学会和文論文誌 VOL.5,NO.2(2006)
原子力機器の構造信頼性評価のための地震動評価コードの開発
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