新機能紹介
STAAD.Pro V8i 2007.06の主な新機能
パイピングモード
AutoPIPEとのデータ交換機能の強化 (AD.2007-06.4.1)
AutoPIPEの計算結果のサポート反力をSTAAD.Proの荷重として読み込む機能として、サポートコネクションウィザードが追加され、荷重位置を自動で検索する機能などが追加されました。また、STAAD.Proのモデル形状をAutoPIPEに読み込むことができる機能も拡張され、読み込める条件が多くなりました。(AutoPIPEとSTAAD.Proの連携ページも参照ください)
一般新機能
CIS/2ファイルに対する機能の強化 (AD.2007-06.1.1)
インポート/エクスポートの機能が強化されました。インポートでは新規のモデルを読み込むのか、既存のモデルをアップデートするのか選択できるようになりました。また、荷重や解析に関する情報も読み込むことが可能です。
解析/設計の新機能
N690-1984設計コード (AD.2007-06.2.1)
米国の原子力発電所施設の設計に必要なN690設計コードに1984年版が追加になりました。
ロシアのコンクリート設計コードの更新 (AD.2007-06.2.2)
ロシアSNiPコンクリート設計コードは、新しい鉄筋とコンクリートクラスの定義に対応するために更新されました。このためにRCL,BCL,RHSパラメータが追加されました。
Eurocode 3 National Annex機能追加 (AD.2007-06.2.3)
Eurocode 3のNational Annexについて、イギリスとフランスが追加されました。EN 1993-1-1:2005コードにおいて、他のNational Annexと同様にNAパラメータにて設定が可能です。
中国の静的地震荷重の追加 (AD.2007-06.2.4)
中国仕様のGB50011-2001に従い静的な地震荷重の生成する機能が追加されました。この機能は静的な水平荷重を生成する機能で、UBCや他の仕様と同様に利用することが可能です。
RAM Connection設計モードの機能追加 (AD.2007-06.3)
RAM Connection V8i(release5.5)の機能が利用可能になりました。