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詳細STAAD.Pro:骨組構造解析・設計支援システム

新機能紹介

STAAD.Pro 2024 24.00.00.577の主な新機能

AISC360-2022に従った鋼構造設計(24.0-1)

米国の鋼構造設計コードのAISC360-2022エディションが追加されました。GUI画面では設計コードとして「AISC 360-22」を選択すると、コマンドとして「CODE AISC UNIFIED 2022」が追加されます。他エディションと同様に設計パラメータMETHODでLRFD(デフォルト)かASDが選択できます。

AS4100-2020に従った鋼構造設計(24.0-2)

オーストラリアの鋼構造設計コードのAS4100-2020エディションが追加されました。GUI画面でAS 4100コードは「AS 4100 1998」と「AS 4100 2020」の2つ選択可能です。また、Standard断面データベースにオーストラリア規格の圧延鋼材断面が追加されました。

AS/NZS 4600-2018に従った冷間成形鋼構造設計(24.0-3)

オーストラリア/ニュージーランドの冷間成形鋼構造設計コードとして、AS/NZS 4600-2018が新たに追加されました。GUI画面で設計コードは「AS/NZS 4600:18」を選択します。また、オーストラリアの「OneSteel」冷間成形鋼断面もStandard断面データベースに追加されました。

Shape Editor(24.0-4)

任意形断面のプロパティ計算ツールのSection WizardがShape Editorに置き換えられました。Shape EditorはSection Wizardと似た操作で利用することができ、Section Wizardと同様にSTAAD.Proのユーザ定義のGeneral断面のフォーマットでファイルへ出力が可能です。

MicrostranとMultiframeファイルのインポート(24.0-5)

Microstranの*.ARCファイルとMultiframeの*.MFDファイルをSTAAD.Proモデルに変換するツールが追加されました。スタート画面のToolsメニューのFile Converterを使用して、変換元のファイルと変換先のフォルダとファイル名を指定し、変換を実行します。

レポート出力のカスタム機能(24.0-6)

レポート出力の表形式の出力において、出力する列の選択、値にフィルターをかける、列幅の変更、数値の表示位置、小数点以下の桁数、指数表示などの変更やプレビューが可能になりました。また、条件はSQLクエリを作成することでも指定可能です。

クラウド解析のパフォーマンス強化(24.0-7)

クラウド解析機能が強化され、多数の荷重ケースを持つ大規模モデルをサブモデルに分割し、並列解析できるようになりました。実行後に結果はダウンロード用に1セットに再結合されます。クラウド解析は、実行時間が30分以上など長い場合に有効な場合があります。
この機能は現在、テクニカルプレビュー版のため、ユーザのアクセスは限定的です。

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